〘ひとり旅〙白川郷 2022

〘ひとり旅〙世界遺産・白川郷へ② Day1  白川郷散策

こんにちは。

朝起きてまずすることは自宅にあるグリーンやお花の様子を見ること。飾ってあるお花の剪定をすると心が癒されます。我が家は全館空調で乾燥気味なので、お水の中で茎を切ってあげるとほんと元気なります。

リビングにお花

それでは白川郷の旅行記です

白川郷 旅行記

ーーー 国境の長いトンネルを抜けると雪国であったーー

白川郷の三つ子

純文学にさほど詳しくない私の頭にこの言葉が浮かぶくらい朝からテンションが上がってました

この場所を写真で見た時からずっと行きたかった白川郷へ1人旅、始まります

白川郷 準備編はこちら

6:15 自宅出発

起き上がってきてくれた夫に感謝していざ出発

東京で浮くくらいの厚着+スノーブーツだから全然寒くない。目の前に広がる白い吐息がなんだか自由で足取りも軽い。嬉しくて何度も深呼吸しながら駅へ向かいます。

7:20 東京駅発

まずは自宅の最寄駅から東京駅へ

それから金沢へ

東京駅 7時20分発 ⇨ 金沢駅 9時50分着

北陸新幹線かがやき グリーン席 18900円

えきねっとで予約

新幹線グリーンの座席

北陸新幹線かがやきで約2時間半。

iPadにダウンロードした白川郷ゆかりのアニメ, ひぐらしのなく頃にを見ることに。せっかくだから旅先に縁のあるものを。

おぉ、面白くなってきました。でもちょっと意味がよく理解できていない。とりあえず女の子が急に豹変するので怖いです。呪い??メンヘラ??

あと、季節が夏設定で今からそこへ行くという実感がいまいち湧かないかな。かな……

それでも夢中になって、気づけば窓の外はもう雪景色⛄️

新幹線の車窓から

グリーン車は車両に5人ほどしか乗っていなくて広々。2列-2列で隣に荷物も置けちゃう♪

はぁ、それなのに、、、通路挟んで同じ並びに座った一見できそうな若いスーツの男性、貧乏ゆすりしながらお弁当を食べ散らかして床が食べクズだらけ。食べた後のごみも置き散らかして下車したから目に入る。こんな人初めて見た。

乗務員さんがお片付けしていました。お疲れ様です。

そして私の駅弁は塩分強しでした。

新幹線で駅弁

席には充電ソケットあり

新幹線ソケット

9:50 金沢駅到着

金沢駅

白川郷行きのバスが出発する1時間前に到着。

金沢駅は世界で1番美しい駅舎の1つと言われているそうです。

金沢駅

予約済みの白川郷行きバスチケットを先に発券しておこうとキョロキョロ。駅を出てすぐに何人か並んでいるチケット売り場があったので行ってみるも、そこは別会社でした。どこで発券できるのか教えていただけたのでそちらへ向かいます。

ここまでモバイル発券だったから紙のチケットが旅気分を盛り上げてくれます。無くさないようにしなきゃとリュックへ。

白川郷行きチケット発券場所

金沢駅東口を出て

金沢駅 バスチケット

バス乗り場沿いに左☜へ

左手にやかんが見えますが(このときは雪に埋もれてますね)まだそのままバス乗り場沿いに進みます

金沢駅のやかん 雪

横断歩道をこえたこの建物内1Fで発券できます。

金沢駅 バスチケット

この時、復路は満席と言われたので事前に往復予約しておいてよかったです。帰れないところでした。

どうやら金沢駅から主要観光地まではバスがたくさん出ているらしい。帰りにどこか寄ろっかな。そんな行き当たりばったりに、あぁ1人旅だと嬉しくなります。

駅ビルが栄えているので時間までぶらぶら。本屋で100名城スタンプ帳付きの本を見つけたから明日もまだあったら金沢城へ行こうかなーなんて。

金沢は雪がちらほらだったけれど、念のため傘を購入しておきました。真っ赤な折りたたみ傘。これはもう大正解でした。

12:15 白川郷到着

予定より少し早く白川郷に到着

思ったより近く簡単に来られるように感じました。かつて秘境といわれたのは、豪雪地帯のため冬季になると周囲との交流を遮断したからだそう。交通整備が整ったお陰で冬の白川郷に訪れることができます。

バスを降りて、あれ、ここからどうやっていこう。と一瞬怯んだ(笑)けれど、携帯に宿の名前を入れたらヒットしたのでナビに任せて進みます。思ったより寒くないなぁなんてこの時は思いながら。

白川郷

高台にある宿と言っても道はゆるやか。ゆっくり写真を撮りながら白川郷にきた喜びを噛み締めます

白川郷 地図

ここ数日の雪の量を物語っています

白川郷

除雪車が頻繁に通るのと村の方たちも雪かきをしているので歩けるようになっています

白川郷の除雪車

村内には用水路のような川があちこち流れていてそこに雪を流していました。庄川から流れてきているのかな。庄川の川の色が白っぽいことから白川郷という名がついたとも言われているそう

白川郷雪かき

白川郷

凍っています。白い庄川を見た人は凍っている川を見たのかな。

白川郷凍った川

13:00

バス停から宿まで歩いて10分くらいかな。写真を撮りながらゆっくり向かっても、チェックインより早くついたので荷物を預かっていただけるようお願いして散歩へ。

雪が激しくなってきます

吹雪の白川郷

それでも雪がほとんど降らない地域で育った私は一面の銀世界とこんもりと積もった雪にワクワクが止まりません。別世界に来た感じ。だから身体が少しずつ寒さにやられていることに気づきませんでした

郵便屋さんが絵になる

白川郷

気のむくままに歩いて、気がすむまで写真を撮ります。降り続く雪はやむ様子がありません。カメラは寒さですぐ電池がなくなりました……しかも、充電器忘れたーー!

でも大丈夫。買ったばかりのiphone13様がまだ残っています。ただ展望台からの景色はほぼ白

白川郷展望台の景色

うー、この景色を楽しみにしていたけど、これはこれでノスタルジックね。また明日は違う白川郷が見れますように。

白川郷 展望台への行き方 

片道200円 現金のみ

展望台へは歩いても行けるし(20分)、シャトルバスも出ています。コロナ禍で減便しているので時間を確認してお間違いのないように。

真ん中の小さい文字で書かれてある時間が今のシャトルバスの時間

(この時刻表は多分帰り便)

往復どちらも20分間隔くらいで運行しています。

白川郷コロナ禍で減便のシャトルシャトルバス

帰りは降ろしてもらった場所(バス乗り場の標識がある)に戻ればまたお迎え便がやってきます

白川郷 バス停

白川郷内のバス乗り場

白川郷 バス乗り場

展望台行きのバス停は地図上だと通り沿いにありますが、通りから数歩入ったバスの駐車スペースに標識があるので少し分かりにくい。特に雪だと埋もれかけてるので……

白川郷 バス停

時間によって中型バスだったりワゴン車だったり。

白川郷展望台行きシャトルバス

寒かったので足元から暖房が出ている席でラッキー

白川郷バス

✑ 翌日バスに乗った時の写真も使っています

ここで素敵な出会い。新幹線で見たひぐらしのなく頃にの登場人物たち。知らないままだったら、なんだこの二次元は・・・で通りすぎるところだな。少し知っているだけでもっと旅が楽しくなる。それはその土地に行く前の予習も同じですね。情報がなきゃないで面白い時もあるけど。

白川郷の展望台

1:28 pm 白川郷の重要文化財へ

展望台からはすぐ戻り、宿に戻る前に国指定重要文化財である和田家という合掌づくりの家に寄りました。今日宿泊のかんじやさんも合掌づくりのお宿だけど、内装は過ごしやすいように改装をしているようだったので昔ながらの合掌造りを見ておきたかったのです。

白川郷 地図

入館料 大人 330円 子供 150円

(2022年3月31日まで)

白川郷 和田家

ご立派なお屋敷です。

白川郷 和田家

靴を脱いであがります。

和田家 玄関

この日は私を入れて2-3組ほど。所々に暖房器具を置いてくださっていますが、それでも足元がかなり冷えました。ずっと外をうろついていた私にはなかなか厳しいものが・・・・・・スノーブーツって偉大。

和田家で200有余年前から主に冠婚葬祭等に使用した漆器類

祖母のお家にもこういう食器類がたくさん飾ってあり、それが子供心に素敵でままごとで勝手に使っては怒られていました。この漆器類も表向き以外の内々エピソードがきっとあるよねと思うとほっこりした気持ちに。

白川郷冠婚葬祭の漆器類

合掌づくりの自宅には囲炉裏があり、火をたくことで木材を乾燥させ家を強くします。防虫・防腐効果もあるそう。

白川郷の和田家 囲炉裏

それでは2階へあがってみましょう

うわさ通り外国のかたが沢山ここに来ていたんですね。階段は急です。高所恐怖症なので降りるときは少し怖い。

白川郷和田家の階段

白川郷の和田家

合掌造りとは釘一本使わず木材と縄だけで作り上げた木造建築の集大成。創意工夫を凝らし熟練の技でその価値を守ろうとする意思がぎっちりと巻かれている縄にあらわれていて惚れ惚れ。

屋根の修繕や冬の支度は村人全員で助け合うそうでそういうエピソードからも温かみを感じます

白川郷 和田家

昔はここでお蚕様を育てていたのかな。空気の通りが良くて確かに過ごしやすそう。

白川郷和田家の蚕

白川郷の和田家

シルクに使われるお蚕様は養蚕業用に品種改良されていて、繭になったらお湯で茹でて糸を紡ぎ取ります。昔の人は生命の恵みからいただいていることに敬意を表しお蚕様呼び。そしてそして実は、蚕の成虫ってめちゃ可愛い。天使なモスラ。(実物をいつか見てみたい)と言っても寿命は10日ほどで餌を食べられません。飛ぶこともできないので自然界で生きることはできないのです、、

こうやって自分が食べるものや身につけているものがどういう過程で仕上がっていくかに興味があるし、その上で身につけるか食べるか判断する人になっていきたい。まぁ理想の自分は遠い。

そして我が家のペットの餌でもありますので私もお蚕様と呼ばせていただいています。

白川郷和田家

さて、足の冷え冷えがそろそろ厳しくなってきました。かけてある温度計を覗いてみると3℃くらいかな。ヒエー。そろそろ宿へ戻りましょう

白川郷和田家温度計

こんなこと書かせるようなことするんじゃないよ。

白川郷和田家

白川郷のいろんな景色が見たかったので、最初に宿へ向かったのとは違うルートを歩きました。

大雪の白川郷

白川郷の神社

白川郷の氷柱

あっという間に雪だらけ。写真を撮るために手袋をしていなかったのもあり宿に着く頃には手が自分の持っている傘のように赤く震えていました。

白川郷 雪の量

冷えた体を温めてお宿でゆっくりしましょう

次回は宿泊編です。

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