こんにちは。
先日、ランチで越前ガニをいただきました。
望洋楼
東京都港区南青山5-4-41 グラッセリア青山 1F
03-6427−2918
マグロのランチセットに蟹をちょこっとつけて。お値段はちょこっとじゃなかったけれど。
日本酒と合わせてちびちびやりながら。店内は個室やカウンターもあって1人から数人まで快適に過ごせそう。
生簀には沢山のカニが。次回は蟹メインで伺おうと思います。
それでは白川郷旅行記です。
白川郷の合掌造りの宿泊所 かんじや
江戸末期から明治時代に建てられた伝統的な合掌造りの家屋が多くのこる集落郡・白川郷。その中にこのお宿もあります。合掌造りは世界遺産である白川郷の人々が作り出した知恵の賜物です。そこに泊まれるということにワクワクしてきます。
予約や料金はこちら⇩
今回お世話になったかんじやさんも150年の歴史がある合掌造りの建物です
チェックインは14時から。前回のブログどおり、13時に一度荷物を預けにきました。それから白川郷を散策して、宿に到着したのは15時ごろかな。
部屋に入るとあったかい。暖房をつけて温めてくれていました。ヒーターのボーという音が懐かしい気持ちにになります。私の祖母と母も、私が小さい頃からいつも部屋をあたためて待ってくれます。だからあったかくしてくれているのって愛を感じます。
預けておいたリュックは防水シートの上に置いてくださっていました。
宿泊したのは廊下奥の右側 撫子というお部屋
お隣さんとは写真右側の引き戸1枚で隔たれています。そんなこと全然気にならないと思っていたけれど後にこれはタイミングによるんだなと思った出来事が
隣の部屋の男性は連れの他に女がいるらしいってこともわかっちゃったくらい丸聞こえよ。
白川郷 かんじや お風呂
宿のお母さんから、お風呂は16時からとのこと。まだ誰もいないし、1番風呂頂いちゃおう。
入浴時間は決まっています。朝も時間指定でシャワーだけOKのようでした。
脱衣所にもヒーターがあり、寒くありません
檜の香りがほんのりと。清掃が行き届いた清潔なお風呂
浴槽の中に1段ついてるところが優しい
ふとここで気づいたことは家庭的なお風呂を見知らぬ方たち(男女共用)と共同で使用するのが初めてのことで、ちょっと戸惑いました(笑) 後の人が不快にならないよう、いつもより念入りに綺麗にして出たつもり。
脱衣所前の廊下にある洗面台にはアメニティや歯ブラシ。ゴミ箱はここに1つ。サンプルの使い捨てのシャンプーやアメニティを持参したので、お風呂場か脱衣所にゴミ箱がもう1つあると便利だと感じました。でも不便というほどではありません。
コップはグラス。共用では使いたくないので自分の手ですくってうがいしました。使い捨ての紙コップがあれば気兼ねなく使えそう。
歯磨き粉も共用だったので歯ブラシだけで磨いてみたら、なんと!ブラシに歯磨き粉が練り込んであるタイプで、地味に嬉しかったです。
置いてあるアメニティはこちら
持参した試供品があったので使用感は分かりません。ドライヤーあり。
ちょこんと生花が♡ 黄色いラナンキュラスとかすみ草。
数日雪が続いている白川郷でお花の調達は簡単ではなかったんじゃないかなと思うと一層可愛く思えます。
ここで髪を乾かして部屋にあった浴衣に着替え、しばらくお部屋でゆっくりタイムです。
椅子は置いてありません
そうそう、本当は展望台へ行った後白川郷の湯へ行き、お風呂を済ませてから宿へ帰ろうと思っていましたが定休日でした。本来は週1の定休日がコロナ禍だからでしょうか週3日になっていてもろ被り。伺うことができませんでした。
ここの宿では温泉の割引券を出しているのでその旨を書いた張り紙が。
お食事
食事は他のお客様も一緒の部屋でいただきます。客室から廊下を隔てた向かいのお部屋です。
私は予約しておいたイワナの骨酒と一緒に。フグのひれ酒みたいなものを想像していたら、焼いたお魚が丸々1匹入っていて自然そのものからしみ出た味と香りづけがなんとも贅沢!1人静かにテンションが上がっていました。専用の器かな?も目で楽しめます。
食事中は他のお客様と交わることもなくほぼ無言。ちょっと寂しい。1人なのは私だけだったしね。
でも、うま味が際立つ味付けの柔らかい飛弾牛や一粒一粒がふわりとした白米などを美味しくいただきました。
天ぷらはもうちょっとサクサクが好き
合掌造りを守る囲炉裏とヒーターでここもあったかい
食事を終えて部屋に戻るとお布団が敷いてありました。あったかそう。滞在中、ちょっとしたところで何度も懐かしいような気分になります。
骨酒を部屋に持ってきていただき、読書しながらゆっくり晩酌。
今回の旅、雪国の世界に浸りたくて選んだ本は雪の鉄樹。だがしかし。主人公の名前が雅雪というだけでした。ただ、主人公に切なさや苛立ちを感じながらも子育て中の私に響くものがあり惹き込まれていきます。どうか幸せな結末であることを祈りました。
雪の鉄樹 (光文社文庫)
Kindle版
雪の鉄樹 (光文社文庫)
ほどほどで寝ようと思っていましたが、どうにもむずかしい。隣の能天気な浮気男のいびきと隣の隣の女の子たちのキャピキャピ話。
なるほど。夜は静かなのが当たり前だと思っていました。どうにか眠ろうと耳栓がわりに眠りのヒーリングのような音楽をイヤホンで聴くも、うとうとしたところでチャーーーーーーーーーと急に和音が響いてビクッとするというのを繰り返すだけ。寝かせる気あるんか。
結局読み進めるしかなかった本は納得のいくラストでした。
✑ついでに……
この部屋の鏡がひっかけてあるだけなのでおろして使うことができまして、お化粧やスキンケアに役立ちました。
朝食
朝食は7時から夕食と同じ食事処で
夜沢山食べたから食べられるかなと朝まで心配していましたが、一口手をつけたら最後、完食です。どのおかずも少量で優しい味付け。素材を生かした風味が滋味深く。
その他共用施設
トイレは共用。男女別なのが嬉しい。もちろん清潔でした。
玄関
貸しブーツや貸し傘が置いてあります。その下にちょこんと私の折りたたみがさ。
雪国ならでは??の靴の乾燥機も。あっという間に乾くのかな。
フロント
玄関の正面がフロント
向かって左がお風呂やトイレ・右が客室や食事処です
客室撫子の前からフロントに向かって撮った写真
世代を超えて時代を超えて工夫を凝らして保たれてきた家屋の魂を感じます
チェックアウトは9時。金沢駅行きのバスまで時間があるので荷物を預けて白川郷散策へ。
かんじやお会計
宿泊料(休前日)1泊2食付き 17,800円
イワナの骨酒2合 1,600円
つぎ酒2合 1,000円
計 20,400円(税込)
前日より天気は良さそう♪
次回は白川郷散策と金沢観光です。