こちらは過去に行った石葉の宿泊記を簡単に綴ったものです。
こんにちは。
先日、メトロポリタン美術館展へ行ってきました。
行列のできる美術館・The Metからたくさんの作品が来日しています。
美術展にはこの絵の右から二番目の女性に自分の顔をはめて遊べる機械があったので、お買い物中の方にチラチラ見られながら体験してみました。年齢を重ねると、変な恥じらいというかプライドってなくなるよね、いい意味で。やりたいことに素直になれる。
良い記念になりました。
今開催中のスコットランド展と北斎展も行く予定。楽しみです。
それでは石葉宿泊記です。
今回は過去の記憶を頼りに簡単な石葉の宿泊記です
一人旅で行った石葉宿泊記はこちら
初めての石葉 十国 夏
初めて石葉に行ったのは2020年夏。
憧れの石葉にワクワクしていたのを覚えています。この宿を知ったのは料理本が大人気で全部持ってます、アリコさんのインスタ。
料理やレストランも真似しまくって参考にさせていただいています( *`艸´)
この時は夫と長男と。次男はどこかへ行ってました(笑)多分サッカーの合宿かな??確か人数が3人までのお部屋なのでちょうど良いわーと予約。
そのお部屋とは十国。
当時、そのアリコさんが泊まられたお部屋がこちらでした。
このお部屋の特徴は書斎テーブルとは別に寝転がれるソファが窓辺にあるところ。長男がごろごろしながら珍しく読書中。
障子で隠れてしまっているけど、写真右側が書斎テーブル、左側がソファです。あくまで自然にさりげなく刈られた木々が深い緑の景色を見せてくれます。
この日のお食事は!!もう初っ端で心を掴まれたのを今でも覚えています。
だってこれよ。
♡♡♡ 彩豊かな和のフォトジェニックです
夏らしい清涼感が漂う盛り付けで視覚でも楽しめる一品です
つかみはオッケーでそのままラストまで幸せなひとときでした。
献立
朝食は毎度変わり映えしません。
いつも丁寧に調理されたお品が少しずつ並びます。身体に優しく食べやすい。
温かいもの、冷たいもののバランスも良き。そして白米が本当に美味しいですね。いつもおひつにあるお米全部食べちゃうんです。息子たちも、米が違う、米が違うって言います。
うちだっていいお米使ってるんだぞ!でも本当、お米が違う。炊き方も絶対あるよね。
後日一緒にきた次男はお米の品種を聞いていました。可愛すぎる。
✑お夕飯は炊き込みご飯だったり豆ご飯だったり、、白米ではないことが多い印象ですが、一緒に出される赤出汁と共に美味です。味噌汁大臣・長男のお気に入り。
ここで石葉のホスピタリティを感じるエピソードがあります。
3度目に伺った際に毎度完食していることでお米の量が足りないのかとご配慮くださり、最初からもう1台小さめのおひつでお米を炊いてくれていたことがありました。食事時の配膳は仲居さんお一人です。きっと前回の訪問後に情報共有してくださったのですね。
一人一人に合ったサービスを提供する。接客の極意を目の当たりにした瞬間です。
決して足りなかったわけではなく完食すればお腹はいい感じに満腹なのです。この時はご厚意に甘えてさらに沢山いただきましたが、次回からは1つのおひつで大丈夫ですということを中居さんにお伝えしました。若輩者の私にも細やかな気配りで接していただき、とてもとてもほっこり嬉しくなった出来事です。
食後の甘味は新鮮なフルーツ。ビタミンも摂れて嬉。
石葉 観月庵
次は観月庵に滞在した時の宿泊記です。
地図だとちょっと離れたところにあるように感じますが大浴場から近く不便はありません。草楽庵と共に、広めのお部屋になります。
お月さまをゆっくり眺めるというのがコンセプトの客室。と、お庭をお掃除してらした方が教えてくださいました。
私たちは時期と時間が悪かったのかお部屋の月見台からお月様を眺めるには弱冠無理な体勢をしないとでした(笑)こんな感じですね。
これは長男かな??
こちらの客室の特徴はダイニングテーブルがあること。
玄関から見た図
伊豆石風呂と檜のお風呂
床の間に飾られた宗方至巧の団扇絵がさりげなく部屋に馴染んでいます。
もしかしたら記憶違いかもしれないのですが、お食事はローテーブルで。用意してくださったのかな、、ほかのお部屋で頂いたのかも。(いつだったかそんな時が1度だけあったのです)
菜の花にはまぐり、、春の恵みを美味しい出汁でいただきます。
そして蛤にはこんな可愛いお客さまが紛れ込んでいました。
なんか縁起がいいなー。
はまぐりの中にいる蟹とは??
ピンノと呼ばれる寄生蟹。貝に住み着く蟹さんです。
食べても問題ないそう。
住み着くのは主にメスで、オスはメスを探す時だけ入貝するそう。
館内には季節のお花。和に仕立てられたチューリップが窓枠にピッタリ。
お部屋の玄関
2023年にもこのお部屋に宿泊しました↓
石葉 草楽庵 冬
ライトアップされた紅葉にお出迎えされ12月でも紅葉を愛でることができました。部屋の電気を消すとよりドラマチックに見ることができます。
この時はサッカーの試合で遠出したので、そのまま次男と宿泊。長男はどこ行ってたかな、季節的にスキー合宿とかかな。まぁいなかったです(笑)
玄関
このお部屋の特徴は寝室がありベッドで寝るところ。ベッドはシングルサイズかなー。大きくはないですが、1人で寝るには十分です。次男は食事とお風呂を済ませたら、スヤスヤ眠りについていました。それはそれは可愛い寝顔でした。
お風呂
大きな窓まで運ばれてくる風と匂いで心まですっと自然体に。
座敷とお風呂が少し離れています。次男の入浴タイム中は何かにつけて呼び出されました。ままー、たすけてーーーーって。
この手を引き上げるのが母の役目です、はい。
パパがいたらパパにやらせるんだけどな。面倒くさくても飽きるまでお付き合いさせていただきましたよ。行くと嬉しそうにするからさ。ずるいよねー、子供って。かわいいんだもん。
もう出てきなさーーーいってなるまで、いや、、、言った後も永遠にやってたよ、、
しつこいよ。でもほんと可愛いなぁ、いい思い出。
はい、お楽しみの♡お夕飯です。献立
こちらの柚味噌釜はちょっと息子には大人味だったよう。
味噌にほんのりとゆずの香りが漂います。今回も美味しくて滋味深い石葉さんです。
ちょっとした合間に次男と手書き福笑いしたり、数字ゲームしたり。
目隠ししてもしなくても絵心はない家族です、、
明るい時の景色も紅葉の色が映えています。
この次男の姿を見て、つい数日前の夫の姿と被るなぁと。
この年のクリスマスにランチに行ったシェ松尾さんにて。
なんだろう、雰囲気かな。
あぁ、親子なんだなぁ、家族なんだなぁみたいな。
い・ま・さ・ら・笑
この背面を眺めるのがどちらも愛おしい時間でした。
以上、石葉滞在記でした。上記訪問時はブログを書くと思っていなかったので写真や記憶が乏しくて伝わりにくい部分もありますが、静かにのんびりと、ゆっくりしたい方にぴったりのお宿です。
↓こちらは1人で宿泊してきた時の石葉宿泊記です。宿泊したお部屋は3人部屋の中で1番開放感のある内風呂の大観。お時間あればあわせてご覧ください。
最後までお読みくださりありがとうございます
END